ブランクありでも紙カルテの病院の求人をゲット!
結婚してからは数年、仕事を続けたものの、出産を機にいったん現役引退。旦那の稼ぎを当てにすることができたので、子育てに専念することにしました。
2人の子供に恵まれ、家事と育児にせわしない毎日を送っていたものの、下の子も小学校に入り、体も丈夫になってきたので、自分の時間にかなり余裕が出てきました。
何か趣味でも始めようかな?とも思ったんですが、これから先、子供たちの教育費やら、自分たちの老後やらでお金がかかることを考えると、再就職もアリかな?と。
ただ、自分が現役を止めてからすでに10年近く経過しています。以前は割とできる人だった自負はあるものの、自分の技術や経験が今も通用するのかすごく心配。
しかもここ最近で大きく変わったことといえば、電子カルテです。機械音痴の私にとって、ここが最大のネックになっていました。
ただもしかしたら、まだ紙カルテを使ってる病院があるかもしれない!そもそも、近所のクリニックはだいたい紙カルテですから、探せば見つかるんじゃないか?と。
■求人情報の探し方
求人情報を手軽に探そうと思ったら、まずはタウン誌をめくってみるのも良いです。数はそんなに多くはないですが、看護師募集がいくつかあります。
他にも、ネットで検索する方法もあるし、ハローワークへ行って紹介してもらう、という手もあるんですが、一番良い方法は間違いなく、転職サイトに登録をすることです。
リクナビみたいに、看護師専門の転職サイトがいくつもあるので、そういうところに登録をするのがベストですよ。
専門サイトだけあって、無料の会員登録を済ませると、一般公開されていない非公開求人も大量に探すことができます。
■転職サイトを使うメリット
転職サイトは求人案件を幅広く取り扱っているだけじゃなくて、登録すればだいたい、転職エージェントさんが復職をサポートしてくれるんです。
エージェントさんたちは、これまでに何件も求人のマッチングをしてきた経験があるのでもちろん、ブランクのあるママさん看護師だって、親身に相談に乗ってくれます。
「こんなケースもありましたよ~~」と、色んな情報を教えてくれるし、何よりも驚かされたのは、病院の内部情報にも精通していること。
「そこで働いていた経験があるんですか?」と聞きたくなるくらい現場知識があって、働く看護師の声、看護師長の考えや人柄、看護師同士の人間関係などなど、実によく把握してるんです。
内部情報を知り尽くしているからこそ、条件交渉だってお手の物です。「この条件が変われば応募してみたい。」というところがあれば、さっそく動いてくれます。
給料の相談とかも私に代わってしてくれるので、復職活動は純粋に、面接対策に力を注ぐことができました。
エージェントさんからは、今の現場の様子を細かくヒアリングすることができたし、また、復職する人向けの研修制度の整っている病院も紹介してもらえました。
■複数の転職サイトに登録しよう
転職エージェントさんがいるのといないのとでは、復職活動の進み具合がまるで変ります。一人でやる場合に比べると12倍以上は違うんじゃないかと思います。
私の場合、約1ヶ月で復職先を決めることができたんですが、もし一人でやっていたら、右も左もわからないので、1年はかかっていたように思います。
ただ、エージェントさんには当たりはずれがあるのも事実です。すごく働いてくれる人もいれば、新人で仕事がまだわかっていない人に担当されることもあります。
そういった失敗経験も踏まえて、私がオススメするのは、ここで紹介する3つの転職サイトに登録をすることです。
この3サイトに登録をしておけば、とりあえず、エージェントさんは頼りになる人ばかりだし、豊富な施設・病院情報を抱えています。
逆に言うと、この3つ以外は、弱い地域の求人はさっぱり探せなかったり、職種が限られていたりして、使い勝手があまり良くなったです。
元看護士が復職を成功させる転職サイトの使い方
転職サイトに登録をして、転職エージェントさんにしっかりとサポートをしてもらえば、ほとんど転職は決まったようなものです。
ただ、転職成功のカギは転職エージェントさんにどれだけ働いてもらえるか?に大きく左右されます。ひどいところだと、放置されることもあるので注意をしてくださいね。
ちなみに、転職エージェントさんが熱心に動かすには一つコツがあって、こちらが転職・復職する意思をはっきりと示すことです。
「良いところがあれば復職したいな。」ではなくて「絶対に復職したいんです!」と、言葉だけでも伝えて多くと、転職エージェントさんの本気度が変わってきます。
遊びで付き合ってもらっているわけじゃないので、当然といえば当然ですが、初回の面談か電話連絡のときにでも、しっかりと意思表示しておくと、その後がスムーズですよ。